INTRO
モノの用途を立ち止まって考える行為に「今」をサバイブする創造力があるはずだ。
私たちの周囲はまだ、余白や予兆に満ちている。
The act of stopping and considering the purpose of the thing you’re using should be brimming with a creative power that survives “the times”. Our surroundings are riddled with blank spaces and signs.
ダンスのみならず、デザインや建築、アートなど各方面から様々な反響を呼んだ話題作『TROPE』。上演から2年の時を経た今回は、初演時の作品構成や展開に変化を加え、新たに2人のダンサーによるダブルキャストにも挑戦するなど、新たな企みに挑む7日間全9回にわたるロングラン公演です。「身体と身体の対話」をテーマとするMonochrome Circusと、家具製作やデザインワークなどを起点に暮らしの提案を行うgraf。両者による「家具と身体の問答」が次なる到達点を目指します。
“TROPE” is a much-discussed work that addresses various responses not only from dance, but all quarters of design, architecture and art. Two years since their previous performance, Monochrome Circus will be tackling new designs and alternative developments with a double cast that includes two new dancers, in a long stretch of nine performances over seven days. Monochrome Circus use “dialogues of the body and the body” as their theme; graf offers lifestyles choices of furniture and design works. The next natural step for both would have to be “Dialogues of furniture and the body.”
ダブルキャスト=ひとつの役に2人のダンサーが交代で出演すること。
「TROPE」
それぞれの道具にあらかじめ用途や役割を与えないことで、使い手の感覚に用途を委ねる、grafの新しいプロダクトブランドライン。(2011年3月発表)。使いこなしながら新しい知恵や感覚を育んでゆくことを提案している。
RECOMMEND
"TROPE"の家具たちは素っ気なく、使い手を困惑させ、自立と工夫を強要する。
"TROPE"のもうひとつの意義は、不連続な連鎖が連帯になって、
固有の力になり得るということだ。
松尾惠(MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w代表)
ウェブマガジンAMeet より
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- 人と物の境界線、そして「機能」についてものすごく考えました。どっちも生きてる、どっちも人次第。
- 噂に違わず、いいです!これは。 とくに道具と、ひとの関係に興味ある方は、必見!
- ミニマル
でオシャレなのに、衝動的。道具と人が遊んで出会う驚き。あと、すこしのコミカルなシーン。それがスパイスになっていました。
- エリック・サティは自らの作品に家具の音楽と名付けたが、この作品はgrafとのコラボレーションだからではなく、サティが名付けた本来の意味で「家具のダンス」といえると思った。
- 家具とのコンタクトを交えた、丁寧で滑らかなダンスが印象的。(中略)。舞台で使われたgrafの家具は手触りが素晴らしい。
- 出会ってしまいました、という感覚です。
- Voice Galleryの舞台も最高!
- 身体と空間を繋ぐのは音楽(時間)と家具(尺?)。バランスよくすべてがデザインされていて、スタイリッシュで、清々しい。カッコよすぎる気も...
- モノと身体が入れ代わり立ちかわり、その境界が溶けていくような感じがしました