| 坂本 公成 |  森 裕子 | 佐伯 有香 | 合田 有紀 | 野村 香子 |  渡邉 尚 |  福井 幸代 |   小寺 麻子|

坂本 公成/Kosei Sakamoto

Choreographer, Facilitator of Contact Improvisation.

福岡家出身。京都大学で美学を学び、京都精華大学大学院にて人類学を学ぶ。ダンスカンパニーMonochrome Circus主宰。リヨン・ビエンナーレ(’00)、ベイツ・ダンスフェスティバル(’02)、香港芸術節(’05)、フェスティバル・ドートンヌ(’09)、別府現代芸術祭「混浴温泉世界」(’09)瀬戸内芸術祭(‘10)、鳥の演劇祭(’12)など、フランス、ドイツ、ポルトガルなどヨーロッパやUSA、そしてアジア十数カ国ほか国内外で作品を発表。「身体と身体との対話」というテーマから「コンタクト・インプロヴィゼーション」の普及や開発に興味を持ち、更に空間、家具、コミュニティー、建築、都市とその射程を拡げた活動を展開中。’01年 京都市若手芸術家奨励制度奨励者、’02 年アジアン・カルチュラル・カウンシルの助成を受けてNYに研修。 平成19年度京都市芸術新人賞受賞。現在天理医療大学非常勤講師。

受賞歴
1998年 芸術祭典・京 造形部門“公募・京を創る”入選
2000年 “京都市若手芸術家奨励制度”奨励者
2001年 横浜ダンスコレクション Solo*Duoコンペティション入選
     静岡振付コンクール2001入選
2002年  アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC) 助成
2008年 「平成19年度京都市芸術新人賞」受賞

森裕子/Yuko Mori

Dancer, Choreographer,

滋賀県出身。ダンサー・振付家。1996年よりMonochrome Circusのメンバーとして、上演300回を超える『収穫祭』プロジェクトや『掌編ダンス集』など、カンパニーの主要作品に出演。小柄で中性的な身体、そして機敏な動きが魅力。指導者としても坂本とともに各地でコンタクト・インプロヴィゼーションや「身体への気づき」のワークショップを行っている。踊ることの根源的な「楽しさ」を伝えたいと願っている。

佐伯有香/Yuka Saeki

Dancer

2001年よりカンパニーメンバーとして、『怪物』、『TROPE』、『HAIGAFURU』など、主要な作品に出演するとともに、2013年「P_O_O_L」公演では振付家として『One』を発表。荻野ちよとのユニット“双子の未亡人”では、『Groundless-ground(s)』、『G-g(s)』などを発表してきたが、荻野の就職により現在はひとりっ子活動中。近年、ダンサーとして参加したカンパニー以外の作品に日舞×茶×コンテンポラリーダンスの舞台作品『Orang Moss』や、Damien Jalet(ダミアン・ジャレ)、名和晃平によるコラボレーション作品『Vessel』がある。指導者としてGEUGIAカルチャーセンター、スタジオクラウディア、マンスリーコンタクトクラス、oYoクラス講師他、不定期にダンスWSを開催。趣味は、プロレス(新日本)とぬり絵。気になるプロレスラーは、片翼の天使ケニー・オメガ。

合田有紀/Yuki Goda

Dancer

国内外ツアーをはじめ、様々なアーティスト、作品に出演。個人の活動として、音楽家 山中透との共同制作作品「白昼夢」(愛媛県町立久万美術館「松本俊夫展・白昼夢」)、「fruits session 2014」(愛媛県立美術館「洲之内徹と現代画廊展」)、映像作家 飯名尚人との共同制作作品「金魚撩乱」、前田英一とのデュオ作品「未だ無題」(FOuR Dancers vol.38 UrBANGUILD)などがある。
大学在籍中、ダンス部コーチを3年間勤める。市民150人が参加した「オーケストラで踊ろう!」(可児市)やルカ・シルヴェストリーニ振付「CROSS ROADS」(城崎)などコミュニティダンスの舞台を始め、小学校や大学でのワークショップアシスタントの経験多数。2015年コンテンポラリーダンスの進化と普及をめざす企画集団:ゴーダ企画立ち上げ。現在、ゴーダ企画名義で5人のパフォーマー(伝統舞台芸術から現代表現まで)とワークショップを重ねており、2016年2月に合田自身を加えて、ひとつの舞台公演に仕上げる。

野村香子/Kyoko Nomura

Dancer

07年よりMonochrome Circusに参加。福岡県出身。2007年よりMonochrome Circusの活動に参加。以降、カンパニーの主要ダンサーとして、『掌編ダンス集』『直島劇場』『TROPE』や、フランス、韓国、フィンランドのフェスティバルへの出演など、国内外問わず多くの舞台に立ち経験を積む。他に、ディディエ・テロン(仏)振付『HARAKIRI』、チョン・ヨンドゥ(韓)振付『カラスとカササギ』などに出演。また、2012年より、シンガーソングライター・深水郁との共同製作プロジェクト『人魚の鱗』シリーズを京都、東京、九州各地で上演。同年ソロ作品『Species』をDance Environment Project(京都)で発表、以降同作のリメイク版を「P_O_O_L」(13')公演、福岡ダンスフリンジフェスティバル(15')で上演するなど個人での活動も展開。
また、教育現場や企業の研修など様々な現場で、コンタクトやダンスのワークショップの講師・アシスタントなどを務める。2015年より、カンパニーメンバーの合田と共に「ゴーダ企画」の運営を行っている。

渡邉 尚/Hisashi Watanabe

Dancer

20歳からジャグリングを始めるが、次第に興味が身体そのものへと移行し、ダンサーへの道を進むこととなる。独学で習得した軟体、倒立、アクロバットを動きの基礎とし、独特の柔軟性と粘性を活かしたダンスが特徴。2013年からはダンスカンパニーMonochrome Circusのダンサーとして、『TROPE』、『Surprised Body Project』(スウェーデン、京都)、『レミング』(ウィーン)、『HAIGAFURU』(NY、京都)等の国内外の公演やレジデンスに参加。
2015年ソロ作品『逆さの樹』を発表。同年末、山村佑理とともにジャグリングカンパニー「頭と口」を結成。近年はWS講師としてストレッチやジャグリング、フロアワークの指導も行なっている。
頭と口WEB    http://atamatokuchi.com

福井幸代/Sachiyo Fukui

Dancer

1983年香川県出身。大学でインテリアデザイン、ものづくりを学ぶうち、ものを使う身体そのものに興味を持ち踊り始める。『直島劇場』『レミング』『最後の微笑』などのMonochrome Circus作品に参加。